ITエンジニアが職場を円満退職するには、まず職場の人と揉めないことが最重要です。
これは、ITエンジニアに限ったことではありません。
職場の人と揉めたまま退職すると、退職の手続きを過不足なく行うことができなくなる恐れがあります。
例えば、退職時に職場で何か手続きを要するものがある場合、書類が用意されないなどの不測の事態が起きる可能性があるのです。
また、法律的には退職する場合2週間前に申し出ることと定められています。
しかし、一般的に1ヶ月前までには申し出るよう、会社規定で設けられていることも珍しくありません。
その理由として、突然退職することで仕事の配分や引き継ぎなど、会社に迷惑をかける場合があるからです。
そして、IT業界は広いようで狭い業界と言っても過言ではありません。
嫌なことがあり周りに愚痴をこぼしてしまうと、知らないところで広がっていることも考えられます。
次の職場で問題なく働くためには、このような発言にも注意しておくのが無難でしょう。
幸いにも、近年は転職のために退職することが世間的にも当たり前になっています。
そこで円満退職しておくことで、次の職場で何事なく働けるでしょう。
職場を退職することは、まったく悪いことではありません。
ITエンジニアは、一人の技術者として世の中で活躍していくことを常に目指しましょう。
ですが、それは会社に忠誠を誓うこととは違います。
以上のことから、職場を退職する際には後ろめたさを感じる必要はありません。